注文住宅の重要なポイントになるシステムキッチン。
わが家では、工務店の標準装備だったTOTOの「mitte(ミッテ)」を採用しました。
正直、TOTOといえばトイレのイメージしかなかったのでちょっと不安でしたが……(ごめんなさい)
これが機能的で使いやすく大満足なシステムキッチンでした。さすがTOTO様!
- 実際に導入したTOTO「mitte(ミッテ)」のデザイン
- 使ってみてわかった使い心地
など、TOTO「mitte(ミッテ)」について口コミしてみます。
選んだTOTO「ミッテ」のデザインはこちら
扉カラーとデザイン
システムキッチンを決めるとき、一番迷うのが扉カラー。
これは、どのメーカーのシステムキッチンでも同じではないでしょうか?
TOTOのミッテも、カラー展開がとっても豊富!
はじめから「木目調のキッチンにしたい」と決めていたのですが、なんとその木目調の色だけで9種類もありました。
一度では決められず、TOTOのショールームに2回お邪魔しました。(笑)
最終的に選んだ扉カラーは「オーク」という色です。
床を無垢材のオークにしたので、それと同じような色にしたかったのでこれに決定したのですが、TOTOの「オーク」はちょっと赤みが強い……。
もう一段明るい「ブライトオーク」という色もあるのですが、それはけっこう白っぽい……。
なので、日焼けなどの経年変化で床の色も少しずつ濃くなるだろうと想定して赤みの強い「オーク」のほうにしました。
ショールームの小さなサンプルでは分かりにくかったのですが、木目の柄がけっこうリアルで本当の木のよう。
取っ手のデザインは、基本仕様のスリムライン取っ手はやめて、ちょっと可愛い雰囲気になる「ラウンド取っ手」にしました。
→ ◇ TOTO公式HP
食器洗い乾燥機はパナソニックのもの
システムキッチンには、ビルトインの食器洗い乾燥機をつけました。
こちらは、TOTOではなくパナソニック製のものです。
設計段階であまり気にしていなかったのですが、TOTOにも食器洗い乾燥機があるのになぜかパナソニックのものがついていました。
工務店の指示なのか、単純にこちらの方が性能が良いのかわかりませんが……。
ちゃんと確認しておけばよかったです。
でも、大容量で使い勝手バツグンなので満足しています。
夫婦2人だとそこまで食器量も多くないので、今のところ一日1回の稼動で済んでいます。
でも、3食分の手洗いがなくなるって考えたらかなり時短!
大きな鍋や食器洗い乾燥機対応でないものは手洗いしています。
レンジフード(換気扇)は富士工業株式会社のもの
わが家はキッチン手前に壁を作らなかったので、TOTOのレンジフードは採用せず、富士工業株式会社の横付けレンジフードに決めました。
設計段階では、レンジフード部分に壁を作ってTOTOのものをつけようと思っていたのですが、ショールームにてこの型を提案してもらい、思い切って壁を排除。
そうすることで、かなり広く開放的なキッチンになりました。
とってもシンプルなデザインで、操作ボタンはこの5つだけ。
わかりやすくて見た目もスタイリッシュなので気に入っています。
調理器具は日立のIHクッキングヒーターを別途手配
コンロは、日立のIHクッキングヒーターです。
これが、TOTOで手配するとかなり値段が高くて……。自分たちで手配して施主支給しました。
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IHクッキングヒーターについては、こちらの記事でまとめています。
▼ちなみにキッチンカウンターの高さは90cmにしました
TOTOのショールームにて、キッチンカウンターの高さを決めるのにけっこう悩みました。このキッチンカウンターの高さ、どれにすればいいのか悩む方も多いのでは?
私は身長160cmなのですが、目安の85cmではなくちょっと高めの90cmにしました。
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高めを選んだ理由は、こちらの記事でまとめています。
ご興味のある方はぜひご覧ください。
TOTO「mitte(ミッテ)」の使い心地は?
トイレで有名なTOTOですが、システムキッチンの使い心地も最高でした。
次は、機能面での使い心地の感想をまとめます。
たっぷりの収納で食器棚いらず
TOTOミッテのシステムキッチンはとにかく収納量が半端なく、入居して1年近くたった今も、まだ食器棚を買わずに生活できています。(笑)
夫婦2人の生活なのでそもそもの食器量がそこまで多くないということもあるのですが、引出の収納力は抜群です。
こんな感じで調味料から食器まで、システムキッチン下の収納で収まっています。
あとは、コンロ後ろにある小さなパントリー収納のみで生活できちゃっています。それだけ収納力がスゴイ!
夫婦2人と猫2匹なら、このシステムキッチンの収納だけで生きていけそう。
コンロ下のスパイス入れもさりげないですがとっても便利。
主人の趣味がスパイスカレー作りなのですが、細々としたたくさんのスパイスはここで全部収納できます。
「水ほうき水栓」で節水&時短
TOTOミッテのシステムキッチンは、「水ほうき水栓」という蛇口がついています。これが使い心地抜群!
普通の蛇口としてももちろん使えるのですが、幅の広いシャワー状態でも水を出せるのでとっても快適。
このシャワー状態だと、水はねが少なく広い面積に広がってくれるので、大きなお皿や鍋を洗うときにかなり時短できます。
引用元:TOTOホームページ様
このような感じで、水に空気を含ませてシャワーにするそうです。
時短できるだけでなく、約37%も節水できるのだとか。これは嬉しい機能ですよね!
広々とした「すべり台シンク」でゴミや泡ぎれが抜群
洗い物をするとき、シンクが狭くて使いにくいとストレス溜まりますよね……。
でも、TOTOミッテのシステムキッチンのシンクは、広々していて使い勝手バツグン。本当にストレスフリー!
こちらがミッテのシンクです。その名も「すべり台シンク」。
かなり広いので、調理後に大きな鍋とフライパンを置いてもまだ余裕があります。
ちなみに、TOTOのオプションにあった水切りバスケットは付けず、tower(タワー)の折り畳み水切りラックを設置しています。
これならくるっと畳んで収納できるので、さらにシンクを広々使えるから便利!
そもそもどうして「すべり台シンク」なのかというと、水がすべり台のように早く流れるということからこの名前がついたそう。
引用元:TOTOホームページ様
このように排水口を脇に設置して、そこに向かって傾斜を付けることで従来品より水が早く流れてくれます。
このおかげで、洗剤の泡や細々した生ゴミがサーッと排水口まで流れて簡単にキレイになります。
ちょっとしたことですが、これが使ってみると意外と驚き。
変なところにゴミがたまらないし泡切れもいいので、シンク掃除もとってもラクになりました。
こういった細やかなデザインは、水回り製品に強いTOTOさんならでは。
TOTO「ミッテ」を採用して大満足!
マイホームに採用したTOTO「mitte(ミッテ)」のシステムキッチンをご紹介してきました。
トイレのイメージが強いTOTOさんですが、システムキッチンも半端なく使い心地抜群でした!
もし、TOTOのキッチンを決めかねているならぜひおすすめです。
注文住宅を建てる際、大きな選択をしなければならないシステムキッチン。
ぜひ、後悔のないようにショールームで隅々までチェックしてみてくださいね。
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