マイホームのキッチンをガスコンロにするか、IHクッキングヒーターにするか相当迷ったわが家。
最終的にIHクッキングヒーターに決定しました。
機種は日立の「HT-L200XTF」火加減マイスターです。
今まで賃貸アパート備え付けのガスコンロしか使ったことのない私。正直IHクッキングヒーターを使いこなせるのか心配でしたが、実際に使ってみたら便利過ぎて感動!
あまりにも良い機能が多すぎて細部まで使いこなせていませんが……(笑)
一番良く使うベーシックな機能の使い勝手についてレビューしてみたいと思います。
「HT-L200XTF」トッププレートの使い心地をレビュー
まずは、IHクッキングヒーターのメインとも言えるトッププレートの使い心地から。
キッチンカウンターの色をホワイトにしたので、それに合わせて”パールホワイト”というカラーを選びました。
予想以上に火力が細かく調整できるので便利!
IHクッキングヒーターを使ってみて驚いたのが、火力調整の繊細さ!
正直言って、ガスコンロのような細かい火力調整は無理なんじゃないの?と思っていたのですが、これが予想以上に細かく設定できるんです。
- とろ火 → 1(グリーン)
- 弱火 → 2~5(イエロー)
- 中火 → 6~8(オレンジ)
- 強火 → 9~12(赤)
※中央の小さいIHの強火は10まで
12段階で細かく火力を調整できるので、微妙な火加減もおてのもの。
液晶部分の色も、火力の強さによって変化するので、パッと見るだけで火加減がわかるのもバタバタしがちな料理中に嬉しいポイント。(弱火のときの写真を撮り忘れました……)
「IHクッキングヒーターは火力が弱い」なんていう話をよく聞きますが、そんなことはまったくありません。
油断していると焦げます。(笑)
ガスコンロのように鍋を振ることもないので、キッチンの油ハネを抑えられるというメリットもありますよ!
「HT-L200XTF」は3口のうちひとつはオールメタル対応
この「HT-L200XTF」は、右下のIHがオールメタル対応になっています。
オールメタル対応とは……IH専用の鍋だけでなく、アルミ・銅素材の鍋を使用できるIHのこと。正直、フライパンや鍋類はすべてIH対応で揃えているのであまり気にしていませんが(笑)将来 役に立つかも?!
このシリーズ品番が3種類あるんですが、どこがどう違うのかまったく見た目では分かりません。
どうやら調べてみると、このオールメタル対応の数によって品番が異なるようです。
- HT-L100XTF =オールメタル対応なし
- HT-L200XTF=オールメタル対応1ヶ所(我が家が買ったもの)
- HT-L300XTF=オールメタル対応2ヶ所
このオールメタル対応の数の違いでお値段もけっこう差が出ます。
※ちなみに最後のFは、幅60cmのIHのことを表すようです。幅75cmの大きめのIHの品番は末尾がWFに変わります。
適温調理・サポート機能で失敗しらず
IHクッキングヒーター火加減マイスターには、「適温調理・サポート」機能なるものがあります。
これがとっても便利そう!(……あまりに高機能すぎてまだ使いこなせていませんが、これから活用していきたいです。笑)
▼適温調理とは?
適温調理とは、火加減が難しいお料理を作るとき、鍋やフライパンの温度を自動でキープしてくれる機能。
卵焼き・焼き物・揚げ物など作る料理を設定し、キープする温度も10℃きざみで設定できます。
▼適温調理サポートとは?
こちらは、さらにIHクッキングヒーターがひと手間手伝ってくれる機能です。
なにやら、「ハンバーグ・ギョウザ・鶏のソテー・魚のソテー」という表示が選べます。
引用:日立ホームページ様
例えばハンバーグだったら、このように焼き時間をIHクッキングヒーターが計算してくれて、裏返すタイミングやフタをするタイミングまでお知らせしてくれるというもの。
これは、料理に自信がない方には嬉しい機能ですよね! IHの言うとおりに作れば、おいしいハンバーグが作れるわけですから。すごい時代です。(笑)
▼豪華なレピシ本もついてきますよ~!
この適温調理・サポート機能、また次にご紹介するラク旨グリル&オーブンを使って作る300種類のレシピが掲載された本が、取扱説明書と一緒にもらえます。
この1冊があれば夕飯のネタに一生困らなそう、そんなボリュームのレシピ本がセットなのもお得ですよね。
「ラク旨グリル&オーブン」が高機能過ぎる!
HT-L200XTF火加減マイスターのIHクッキングヒーターには、「ラク旨グリル&オーブン」が装備されています。
これが本当に便利すぎる!
美味しい料理を作るというだけでなく、料理をするときの疑問や不安を解消してくれる優れものだったんです。
火力調整はもちろん、調理方法まで教えてくれる
こちらが、ラク旨グリル&オーブンの操作パネルです。
好みの設定で料理できる手動と、すべてIHクッキングヒーターにお任せのオートが選べます。
私はもっぱらオートしか使いません。
このオート機能が本当に便利!
一番よく使うのが、この加熱水蒸気というモードです。
魚の切り身を焼くときに便利な、少量の水を入れて稼動させるモードです。
ここで注目してほしいのが右下の「調理のこつ」ボタン。
「調理のこつ」ボタンを押すと、
- レシピの火力設定
- 置きかた
- ポイント
を教えてくれます。これ、ちょっと凄くないですか?!
それぞれこんな感じで調理方法を細かく教えてくれるので、操作に慣れていなくても簡単に料理ができます。
IHクッキングヒーターが教えてくれる「調理のこつ」を実践すれば、美味しくお魚が焼けます。
このモード以外にも、
- 魚焼き
- 焼き物
- 魚煮つけ
- オーブン(ローストビーフやグラタンなど)
- 冷凍食品
- ノンフライ(から揚げ・てんぷらなど)
- 蒸し物(ギョウザ・シュウマイなど)
- パン
などなど豊富なオートモードが搭載されていて、作れない料理は無いんじゃないか? というくらいの充実ぶり。
グリルは、波皿・平皿・フタがセットになっています。
洗うときに汚れもスルスル落ちてくれる気がするので、お手入れもかなり楽です!
IHクッキングヒーターはやっぱり掃除が楽ちん
IHクッキングヒーターを選ぶとき、「ガスコンロよりも掃除が楽ちん」という点が決め手になる方も多いのでは?
我が家も掃除が楽ちんという点が、IHクッキングヒーターを選んだ大きなポイントです。
料理後にさっと拭くだけでいつでもキレイがキープできるのが日々の負担を本当に軽減してくれます!
……とはいっても、それすらサボってしまうこともしばしば。(笑)
IHのガラストップに頑固な焦げ付きがついてしまったのですが、それを落とす方法はこちらをぜひご覧ください。
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猫との生活を考えてもIHクッキングヒーターは◎
我が家には2匹の愛猫がいます。
キッチンは、猫にとって家の中で最も危険な場所と言っても過言ではないかもしれません。
とくにコンロ回りは高温になるため、ヤケドの心配が絶えないですよね……。
以前住んでいたアパートでは、ガスコンロの上に専用カバーを付けて熱々の五徳まわりに触れないようにしていましたが……これビジュアルが良くないんですよね。
そこで、新居では見た目もおしゃれなIHクッキングヒーターにしたいと思っていました。
実際に「HT-L200XTF」のIHクッキングヒーターを使ってみたら、調理後にヒーターが意外と早く冷めるのでガスコンロよりも比較的安全。
濡れ布巾で、掃除をするついでにさっと拭いてヒーターの温度を下げるようにしています。
もちろん調理直後は高温になっているので注意が必要ですが、ガスコンロよりも断然良い!
火加減マイスター「HT-L200XTF」を選んで良かった!
日立のIHクッキングヒーター「HT-L200XTF」火加減マイスターの使い心地を口コミしてみました。
とっても機能的で、料理好きにはたまらないIHクッキングヒーター。
またサポート機能も充実しているので、料理が苦手な方でも簡単に使いこなせるとにかく万能なIHだと思います。
※毎年アップデートして品番が更新されています。我が家の購入品は「HT-L200XTF」です。
キッチンメーカー経由で買うとけっこう割高になってしまうIHクッキングヒーターですが、我が家は”施主支給”してコストを削減しました。(わが家はヤフーショッピングで購入)
また”施主支給”については詳しく記事を書こうと思いますが、工務店に相談して自分で手配するとちょっとコストを抑えられますよ。(10~15万円くらい値段が変わったと思います。)
※追記
施主支給についての記事をアップしました。
もし良かったら参照ください。
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注文住宅やリフォームでIHクッキングヒーターの導入を考えている方は、ぜひ日立の「HT-L200XTF」を検討してみてくださいね。