「26坪の家」の住み心地はいかに? 狭い家で後悔しないために注意したいポイント

「26坪の家」って狭い? 一般的な一戸建ての中では比較的小ぶりなサイズですよね。

気になるのはその住み心地です。

結論から言うと、「26坪の家」でも快適に生活できます!

でも、家族構成によってはどうしても狭く感じたり、ちょっと間取りを工夫したりしないといけないかも知れません。

そこで、26坪の家に実際に住んだ感想と後悔しないために注意したいポイントをまとめます。

 

「26坪の家」での生活はこんな感じ

ます最初に、実際に生活している「26坪の家」での生活、住み心地についてお話します。一緒に、適した家族構成や26坪で叶えられる間取りも考えてみます。

26坪の家、我が家の場合

家のサイズスペックと間取りはこんな感じです。

・土地 約24坪
・建物 約26坪
・間取り 2LDK + ロフト
※1階=寝室、小さな洋室、WIC 2階=LDK、ロフト
家を建てる地域によって、建ぺい率・容積率は変わってきますが、建てられるだけめいいっぱいの広さで建物を作りました。もう、隣の家との隙間は微々たるものです。
そして家族構成は、
夫婦2人 + 猫2匹
です! 子供は1人欲しいなと考えています。
なので、将来的に1人家族が増えるかもしれません。

26坪の家に適する家族構成は?

26坪の家は、大人2人だと余裕を持って暮らせます。ほぼリビングと寝室のみしか使わず、一部屋余っているような状態です。
子供が1人できたら、余っている部屋を子供部屋にする予定です。(現在は私の作業部屋になってます。)
では、子供2人で家族4人でのはどうでしょうか?
この場合も、問題なく暮らせそうです。
部屋は一部屋増やす必要がありますが、一つ一つの部屋の広さを削れば一部屋くらいなら余裕で増やせます。
では、子供3人で家族5人生活はいけるでしょうか?
いけるとは思いますが、子供1人に一部屋は難しくなってきます。
リビングダイニングの広さを我慢できれば、4つの小部屋を確保できそうですが、そうなると結構窮屈です。

間取りはどれくらいまでいける?

採用した間取りは2LDK+ロフトですが、3帖の広さのウォークインクローゼットと洗面所を通常よりも少し広く取っているので、この分を失くせば3LDK+ロフトの間取りは可能です。ただ、収納は小ぶりなものになります。
最初の設計では3LDKで考えていましたが、どうしても収納の狭さが気になってしまいウォークインクローゼットを作ることに。
その分、6帖寝室には収納はありません。
隣接した位置にあるので、寝室に収納がなくても生活に困ることは皆無です。
4LDKにするなら、リビングの広さを削るしかないかもしれません。
我が家は20帖リビングですが、15帖LDKと5帖の部屋に分割すれば、2階にも部屋が作れそうです。なるべく廊下を作らない設計にしないと部屋の広さが確保できないので、動線が上手くいかないと住みにくさを感じるかも。
ロフトを閉鎖的な空間にして、寝室として利用できれば4LDKでも余裕が持てるかもしれません。
・家族構成は5人までが問題なく暮らせる限度かも

・間取りは3LDKまで。4LDKにするなら動線の工夫を!
ロフトを活用して広さを確保するのもアリ。

 

ちなみに、実際の間取りはこちらの記事で公開しています。もし良かったらご覧ください。

26坪の家の間取りを公開! 快適な生活動線や広く見せる工夫

26坪の家では狭小割増が発生することも

家を新築する際、狭小割増というシステムがあります。
家の建築価格は、「坪単価○○円×坪数」で計算するのが一般的。そこに、オプションでつけたものやキッチン・洗面・お風呂・トイレなどの単価が加算されていくんですね。
でもこの計算だと、狭小住宅は家を建てる手間は広い家と同じなのに、坪数が小さいことで値段がぐっと下がります。
そうなると、広い家とほぼ同じ手間がかかるのに大工さんに支払う金額がかなり少なくなってしまいます。そうならない為に、狭小住宅は広い家よりも3割~4割 坪単価を上げて計算するそうです。
ハウスメーカーさんや工務店によって狭小割増が適用される坪数は変わってくるかと思いますが、我が家がお願いした工務店では延床面積27坪以下が適用でした。
……そうです、ぎりぎり足りないんです。
でも、これ以上の延床面積は法律に引っかかります。この狭小割増分の余裕を持って資金計画を考えることも必要です。

「26坪の家」で後悔しないために注意する点は?

26坪の家でも条件によっては快適に生活できることができますが、注意したい点がいくつかあります。中でも、建設時に要チェックしたいポイントをまとめてみます。

部屋数はよく考えて検討すべし

26坪の家は、どうしても部屋数が少なくなってしまうことがデメリットのひとつ。

しかも、家族構成は人生の中で変化していくものです。

家族が増えて後悔しないために、狭い空間の中に作れる部屋数をよく吟味することが大切です。

今、人気が高まっている広めな部屋を後からセパレートできる設計にするデザインもおすすめ。

我が家でも最初取り入れようと考えていました。これなら子供が増えても部屋数を簡単に増やすことができます。(結局ウォークインクローゼットを優先してしまいましたが……。)

設計士さんから頂いたアドバイスは、

子供部屋が本当に必要になるのはせいぜい小学校高学年から。今から子供を作ってもまだあと5~6年後、もしかしたら子供ができないという可能性だってあるので今現状のライフスタイルに合わせた間取りにしたほうがよい」というものでした。

確かに、わからない未来のために部屋を無駄にたくさん作っても後悔してしまいそうですよね。

ギリギリの考えは避けて、少しの余裕を持った部屋数がベスト。

”トイレの位置”は要注意ポイント

26坪の家に実際住んでみて感じた一番の後悔は ”トイレの位置” です。小さな家になると、どうしてもトイレの位置に迷ってしまう……という設計士さんも多いです。

狭い家にトイレを2ヶ所作ると間取り的にちょっと無理やりな場所に作ることになってしまいがち。我が家もやらかしました……。

トイレの位置は、1階の玄関先にひとつ、2階のリビングダイニング横にひとつです。

1階はいいとしても、2階のリビングダイニング横のトイレは失敗でした。

正直、夫婦だけならトイレの音が聞こえようが気にしないのですが、来客時に結構音が漏れて気になります。

こちらは良いですが、来客された方が嫌な気分になってしまうのではないか……と不安になり、さりげなく一階のトイレに誘導するようにしています。

間取りの問題で、どうしてもリビングダイニング横に設置するしか良い案が浮かばなかったのですが、もう少し工夫できたら良かった……と後悔です。

それでもトイレは2個あって良かった!

トイレ一つでもOK! というご家庭は、思い切って1ヶ所にすることもアリです。

▼ちなみに、トイレでも狭小割増が発生

ハウスメーカーや工務店によって違いはあると思いますが、施工をお願いした工務店では27坪以下の建物にはトイレが1ヶ所というのが標準でした。

でも建物は26坪……。

だから、トイレ増設の割増料金がかかります。その金額約85,000円……。

そういった点も含めて、トイレの個数と位置は要検討するのがベターです。

土地の広さにもよるが、駐車場の確保も忘れずに

注文住宅の失敗談で意外と多く聞くのが「駐車場トラブル」です。

狭い家だと、それなりに土地も小ぶりなことが多いはずですが、それだと駐車場の十分な広さが確保できず完成後に車を停めれない! なんてことも……。

はい、我が家はこちらもやらかしました……。

何とかギリギリ確保したスペースに縦列駐車で停める駐車場を作ったのですが、車がちょこっとはみ出てしまいました。さらに、自転車を置くスペースも狭いこと狭いこと。(泣)

何度も設計図上で駐車できるか確認したのにこの有様なので、やはり少しでも余裕を持っておくべきです。

家を作る際は、どうしても家の中ばかりに目が行ってしまいがちですが、駐車場も含めた外構もとっても大切。

ちなみに、もともと軽自動車に買い換え予定だったので、一応問題なく暮らせています。

これから新築する方は、ぜひ駐車場の確保を忘れずに。

「26坪の家」は工夫次第で狭く感じない作りに

26坪の家に実際住んでみて感じたことをまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?

家の間取りは諦めたらダメ!

妥協できる部分とそうでない部分を設計士さんと根気良く打ち合わせすれば満足いく26坪の家が実現できるはず。

私達の経験が、これから26坪の家を建てる方の参考になれば幸いです。

 

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