初めて猫を家族として迎えるときって、上手く育てることができるかとっても不安ですよね。
私も、初めて猫と暮らすことになったときは、嬉しい反面とっても緊張していたのを覚えています。
そんな不安な気持ちを少しでも軽くするなら、信頼できる「猫についての本」に頼るのがベターです。
この記事では、
- 初めて子猫を迎える方
- 子猫の育て方を詳しく知りたい方
- 猫と暮らす家を検討中の方
に役立つ、わが家もバイブル本としている猫の本おすすめの3冊をご紹介します。
初めて猫を飼うという方はもちろん、すでに猫と暮らしている方も改めて読んでみると猫の気持ちがもっとわかるかも^^
初めて子猫を迎えるなら「0才から2才のネコの育て方」
ブリーダーさんにおすすめされた南部美香先生の著書
こちらは、初めて猫を迎える際にブリーダーさんから読むように言われた猫の本です。
ブリーダーさんのおすすめということで、内容もかなり信頼できとても参考になりました。
著者の南部美香先生は、アメリカにて猫の獣医学を学んだキャットドクターです。
猫への深い愛情が端々に見えるこの本は、何度も読み返したほどです。
子猫~2才までの育て方に特化した内容
「0才から2才のネコの育て方」は、題名の通り、子猫~2才までに特化した内容になっています。
ですが2才以降の世話についても補足されていますし、猫と一緒に生活する上で起こりうる問題について細かく解説されているので、猫の年齢に関わらずいつでも読み返したくなるような内容です。
▼コンパクトな本なのに猫に関する情報量が半端なく多い!
この本は、サイズもページ数も比較的コンパクトなのですが、他の猫の本に比べて情報量が半端なく多い印象です。
- 猫の体や行動の特性
- 猫の迎え方
- 安全な食事について
- トイレの世話について
- 問題行動の解決方法
- 猫のための住環境
- 猫の妊娠・出産
- 猫の病気やその予防について
この1冊を熟読すれば、上記の内容は細かく学ぶことができます。
他の本ではあまり見られない”ビヘイバープロブレム(問題行動)”の内容が充実
「0才から2才のネコの育て方」は、他の本ではあまり多くは見られない”ビヘイバープロブレム(問題行動)”についての記述が充実しているのも特徴です。
問題行動とは「人間から見た猫の問題」で、猫にとっては本能的な行動であることが多いもの。
例えば「爪とぎ」とか「テリトリーの問題」など。
猫と暮らすなら対応必須の問題ですが、意外と対処法がわからなかったりして困ってしまうという方も多いようです。
この本では、問題行動の対処について詳しく解説してくれているので、猫を迎える前に読んでおくと良い心構えになります。
また、生活していく上で問題が発生したときも、この本を読み返せば解決に近づけるかもしれません。
もっと子猫について知りたいなら「しあわせ子猫の育て方BOOK」
東京猫医療センター院長の服部幸先生の書籍
「しあわせ子猫の育て方BOOK」は、東京猫医療センター院長の服部幸先生の著書です。
服部先生は猫に関してのWEB上のインタビューやテレビ番組でよくお見かけする先生なので信頼感があります。
猫を飼っている方は、「名前を見たことがある……」という方も多いかもしれません。
生後12ヶ月までの育て方、やるべきことを詳しく解説
こちらの本では、猫が生まれてから生後12ヶ月までの間にやるべきことをまとめてくれています。
- ミルク → 離乳食 → 子猫用フード → 成猫用フードに変えるタイミング
- ワクチン接種の時期
- 去勢・不妊手術の時期
など、猫と暮らす上で欠かせない知識から、耳のお手入れやシャンプー、歯みがきを行う時期など、細かなことまで時系列で解説してくれているので勉強になります。
また、猫を家族として迎える初日~7日目以降までにやるべきことも時系列で詳しく解説してくれています。
これを読んでおけば、初めて猫を迎える方も不安解消に役立つはず。
写真やイラストが多くとってもわかりやすい!
「しあわせ子猫の育て方BOOK」は、可愛い猫さんの写真やイラストが多くとっても読みやすくなっています。
内容は濃く充実したものですが、可愛い写真を見ながら学べるので、お子さんと一緒に猫について勉強するのにも役立ちそうです。
お子さんのいるご家庭で子猫を迎える際のバイブル本としていかがでしょうか?
愛猫と暮らす家を作るなら「猫のための家づくり」
猫と暮らす注文住宅を建てる or リフォームするなら必読の本
「猫のための家づくり」は、本格的な建築知識を取り入れながら、”猫ファースト”の住まい作りをアシストしてくれる本です。
わが家も猫と暮らす注文住宅を建てる際に、この本を熟読しました。
人間も猫も住みやすい間取りからキャットタワーの作り方まで網羅!
猫と暮らす住宅に関してのアイデアがとにかくたくさん詳細に載っているので、読んでいるだけで家作りの妄想が膨らみます。
- 間取りの考え方
- 玄関やキッチン、水回りなど猫を危険から守る方法
- リビング・ダイニングを快適にする工夫
- 憧れのキャットウォークの作り方
- 猫トイレの工夫の仕方
などなど、家作りに関することが本格的な設計図と写真を添えて記述されているので、家の設計士さんと一緒に読んで実際の設計図に活かすことも可能です。
わが家も、この本を設計士さんと一緒に読んでいろいろ考えました。
もしご興味がありましたらこちらの記事を参照ください^^
↓↓↓
◇ 猫が喜ぶキャットウォークの作り方! 実際のサイズと後悔ポイント
他の本には載っていないような猫知識も豊富
「猫のための家づくり」では、住まい作りをメインにした著書ならではのちょっと変わった視点での猫知識がたくさん掲載されています。
例えば、猫が普通に歩いているときのサイズ・伸びをしたときのサイズ・丸まって寝ているときのサイズなど、ちょっと面白い情報がさまざまな数字で表されています。
そのまま設計図に活かせるような面白い数字がたくさん。
また、老猫やデブ猫さんのための空間作りについても詳しく解説してくれているので、愛猫に合った家作りをサポートしてくれるはず。
良い本を読んで猫と快適に暮らそう!
「猫と暮らすなら読んでおきたいおすすめの本3冊」をご紹介してきました。
この3冊は、何か困ったことがあったらすぐに読み返せるようにしています。
猫の一生をより快適に、幸せに生活してもらうためには、お世話する人間が猫のことを深く理解していなければなりません。
ネット上の情報も良いけれど、信頼できる本に頼って情報を得るのもおすすめです。
本当に参考になって頼りになる3冊なので、ぜひ読んでみてください。
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