「お風呂に黒・ネイビー・ブラウンなどの濃色パーツを設置すると、水アカや石鹸アカが目立って大変。」
でも黒いお風呂って、見た目もカッコよくて高級感があるので選ぶ方も多いですよね。
実はわが家も黒やブラウンを基調にしたお風呂の愛用者ですが、入居当初はお風呂掃除に四苦八苦しました……。
- 黒いカウンターにこびりつく白い汚れの掃除方法
- 床の水アカ・石鹸アカの掃除方法
- 黒いお風呂のキレイな状態をキープするコツ
など、お風呂掃除に関することをまとめてみます。
黒いカウンターや床はお風呂掃除をサボるとこうなります……
「仕事や家事でバタバタして、お風呂掃除している余裕がない!」
というのは言い訳ですが、入居当初かなりお風呂掃除をサボっていました。
というより、水垢や石鹸垢がこびりついてしまってどうやって掃除すればいいか分からず放置の状態……。(笑)
黒いカウンターには水滴のあとがつき、ブラウンのアクセントクロスもくすんでしまっています……。
鏡もなんだか水垢で下の方が曇っています。
ドラッグストアで売っている数百円の洗剤でだましだましお風呂掃除をしていましたが、どうしても頑固な水垢・石鹸垢が落ちず困っていました。
こまめに正しい方法でお風呂掃除をやっていれば、こんなひどい状態にならなかったはずなのに……。(涙)
こんなひどい状況ですが、いろいろ調べてみて一番効果のあるお風呂掃除方法を探してみました。
お風呂掃除の三種の神器! これがあればキレイになります
いろいろ洗剤やお掃除方法を試しましたが、「これ以上のものはない!」と思えるお風呂掃除「三種の神器」を発見。
この3つがあれば、黒くて汚れが目立ちやすいお風呂もキレイに掃除できるからおすすめです。
① リンレイ ウルトラハードクリーナー バス用
こちらは、浴槽やカウンター、床などお風呂のプラスチック部分を掃除するのに適したクリーナーです。
プロ推奨なだけあって通常の洗剤よりお値段はちょっと高めですが、効果が抜群。
「湯アカ・水アカ・石鹸カスの汚れを強力分解」と記載されていますが、アルカリ性の洗剤なので黒かびや皮脂汚れ、皮脂と混ざって頑固な汚れになってしまった石鹸カスに効果がありそう。
一昔前はネット通販でしか見かけなかったのですが、最近は近くのドラッグストアでも取扱していました。
② リンレイ ウルトラハードクリーナー ウロコ・水アカ用
こちらもプロ推奨のリンレイ ウルトラハードシリーズの洗剤です。
鏡や陶器部分、蛇口などに使えるクレンザータイプ。こちらは、プラスチックや樹脂製のものには使えないので、場所によって先ほどのバス用洗剤と使い分けます。
酸性の洗剤なので、白くこびりついてしまった水垢に効果テキメン。
鏡の曇りや蛇口の水滴跡もこれできれいになります。
イケアのLILLNAGGEN リルナッゲン スキジー
お風呂掃除の仕上げには、イケアのリルナッゲン スキジーがめっちゃくちゃ使えます。
あえて柄が短いデザインが小回りが効いてお風呂掃除にもってこい。
洗剤を流したあと、拭き上げの前にこれで水滴を除去するとキレイに仕上がるし、タオルを使う量も減るので結果的に時短につながります。
黒いカウンターや床の水垢・石鹸垢をお風呂掃除していきます
最初の写真のきったない状態から、三種の神器を使ってお風呂掃除をしていきます!
私は「皮膚が強いから大丈夫!」と思って素手で掃除していたら手荒れしてしまいました……。ちゃんと使用上の注意を守りましょう。
まずは①の洗剤をスプレーして説明書き通りにお掃除
まずは、① リンレイウルトラハードクリーナー バス用を汚れにスプレーして、スポンジでこすっていきます。
説明書きには「※ひどい汚れには、スプレーして2~3分置くと効果的」と書いてあるので、スプレーして数分放置してから優しくこすり落とします。
カウンターや壁、浴槽、床まで広範囲を一気にお掃除。
これでだいたいの汚れは落ちるのですが、こびりついてしまった頑固な汚れは落ちません……。
落ちなかった汚れはキッチンペーパーで漬け置き掃除
スポンジのこすり洗いでは、このようにカウンター端のこびりついた汚れまで落ちませんでした。
完璧に落としきるために、漬け置き掃除を追加してみます。
ちょっと大げさですが……。笑
落としきれなかった汚れを包むように洗剤をスプレーして、乾かないようにキッチンペーパーでくるみます。
このまま1時間ほど放置してから軽くこすって流しました。
この工程を追加すると、頑固な汚れもだいぶ落ちます。
鏡・蛇口は②の洗剤でお掃除
次は、鏡・蛇口のウロコ汚れを② リンレイウルトラハードクリーナー ウロコ・水アカ用を浸かってお掃除していきます。
クレンザータイプなので、スポンジに少しつけてウロコ汚れになっている部分を優しくこすり洗いします。
鏡・蛇口の金属部分はこれでピカピカになります!
バス用のほうで完全に落としきれなかったカウンターなどのプラスチック部分も、こちらのクレンザーでちょっとこすり洗いしたら汚れが完璧に落とせました。
水アカ汚れはアルカリ性なので、酸性のこちらの洗剤のほうが落としやすいようです。
とはいってもプラスチック部分は使えないと記載されているし、傷が付く可能性もあるのでここは自己責任で。
流した後の仕上げはイケアのスキジーで
洗剤を十分にシャワーで流したら、壁やカウンターの水分を③イケアのリルナッゲン スキジーで落としていきます。
このひと手間を加えるだけで、水滴跡を残すことなくピカピカな仕上がりに。
ある程度 水分を落としたら、最後にタオルで拭き上げてお風呂掃除が完了です!
黒いカウンターの汚れはもちろん、浴槽も床も鏡も全体的にキレイになってすっきり!
………汚れを溜め込んだ分、一日がかりでお風呂掃除してしまいました。
こうならないように、こまめにお風呂掃除をしよう!と心に決めました。(笑)
黒いカウンターや床のキレイをキープするコツ
「こまめにお風呂掃除をする」とはいっても、なかなか掃除に時間を避けない現代社会。(笑)
浴槽の掃除くらいなら毎日できるけど、仕事や家事で忙しい方は毎日洗剤でお風呂全体を掃除するのってけっこうツライですよね。(私もそうです……。)
黒いカウンターや床、浴槽のキレイをキープするコツを、TOTOショールームの方に教えていただきました。
(これをちゃんと実践していれば、ここまで汚れが溜まらなかったのに……反省。)
一日の終わりにバスタオルで簡単に拭き上げる
黒やブラウンなど濃色のお風呂は、とにかく水滴や石鹸カスが残った状態で乾燥してしまうと跡になってしまい落とすのが大変。
これを予防するには、一日の終わりに体を拭いたバスタオルでささっとお風呂の水滴も拭き上げてしまうのが一番効果があります。
体を拭くついでに、お風呂も拭き上げてあげましょう。
毎日やるのがつらかったら、3日に一回でもOK。やらないよりは絶対マシです。
カウンターに物をなるべく置かない
カウンターになるべく物を置かないのも、キレイをキープするコツです。
シャンプーのボトルなどを置きっぱなしのまま放置すると、ボトルの跡がキレイについてしまいます。(涙)
また物を置かないことで、拭き上げ掃除が格段にラクになるし見た目もすっきり。
シャンプー類は収納棚に置いて、カウンターは常にすっきりさせておくと一石二鳥です。
温水シャワー・冷水シャワーを上手く使い分けるとより効果アップ
これはTOTOのショールームで教えてもらって初めて知ったのですが、拭き上げする前に温水・冷水シャワーを上手く使い分けるとキレイをキープする効果がアップするそうです。
- 温水シャワー → 皮脂汚れや石鹸カスを落とす効果
- 冷水シャワー → お風呂の温度を下げてカビを予防する効果
があります。
なので、最初に温水シャワーでお風呂全体を流し、次に冷水シャワーで温度を下げて最後にタオルで拭き上げするとキレイをキープする効果がアップ。
TOTOのお姉さんからは、拭き上げが面倒だったら、せめて冷水シャワーをかけるだけでもやってください!と言われました。(笑)
黒いパーツのお風呂掃除は汚れを溜め込まないのが一番
溜めに溜め込んだ汚れのお風呂掃除についてまとめてきました。
ダークカラーのお風呂は、淡い色のお風呂よりも確実にお掃除は大変です。。。
\ 今回使ったお掃除用具 /
黒いカウンターや床、浴槽掃除にはこちら
鏡や陶器部分、蛇口のお掃除にはこちら
仕上げの水切りにはこちら
賃貸時代はずっと白系のお風呂だったのですが、今思えば掃除がラクだったなー……。
ピンクカビとか黒カビは白系のお風呂のほうが目立つけれど、あれってカビキラーがあれば落とすのが意外と簡単なんですよね。
ダークカラーのお風呂は、ピンクカビや黒カビは正直目立ちません。
でも、それ以上に水垢や石鹸垢の掃除が大変。
でもせっかくこだわって配色を考えた注文住宅のお風呂なので、工夫しながらキレイな状態をキープしていこうと思います。
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